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きょうも良き日


by neko
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5月以来の松本。
5月のクラフトフェアと違って、10月のクラフトピクニックはワークショップをしないと出店できない。
懸命にスツールをペーパーで仕上げている女性。
そばでプロのクラフトマンがじっと作業を見守っている。
やがて、オイルをすり込んで、椅子は彼女のものになる。
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小さな織機をつかって、手紡ぎの糸を丹念に織り込んでいく。
子ども、たぶんその母親(この人の来ているカーデガンがいい)、カップル、向こうに二人の女性。
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気持ちがいい。
芝の上、柔らかな日差し、小刀を休まず動かしている。
向こうに子ども用の小さなテーブルと椅子。
さまざまなワークショップのテントが見えている。
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# by kanekonekokane | 2012-11-18 02:09

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GONNAの「高崎頼政太鼓」とのジョイント公演前日の合わせ稽古の会場は、高松高校の道場。
整頓された棚のなかにバスケットボールがある。
たまたま入っていた、とか部活の合間の遊びのためとかいうのではない,あって当然という風情で棚の中に収まっている。
剣道の練習に使うのだろうか・・・

賞状、練習予定表、新聞の切り抜き(勝間和代:人生を変える言葉)救急箱、殺菌ジェルのポンプ。
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道場の半分は柔道部の練習場らしく柔道着が棚に置かれていた。
コールドスプレイも。
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# by kanekonekokane | 2012-10-08 22:44

歌舞伎町での歌舞伎


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新宿歌舞伎町のシネマシティ。
ミラノ座を背景に仮設の歌舞伎舞台が作られ、中津川の歌舞伎を紹介する、というイベントの進行で出かけた。
風情まで感じさせる良い舞台。
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歌舞伎役者の作り方。
四代目中村 津多七師匠が化粧から衣裳の着付け、刀の差し方まで披露。
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出しものは「五人男」。
一日3回、残暑の残るなか役者はたいへん。
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すぐそばでは、新宿らしい光景が繰り広げられている。
若い女性が熱心に路上の将棋対決を観ていた。
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# by kanekonekokane | 2012-10-08 00:49

帰り新参


3月末に契約解除になった岐阜県の音楽堂、サラマンカホールに呼び戻され8月からホールの事業をしている。まあ出戻りとかと言うやつ。
契約解除になったのは前指定管理者代表が不正を働いたからで、次の管理者からは継続されなかった。
やり残したと言うより何もやっていないような状態で終わった。

その後、すぐにホールから単独の企画依頼があって、先月戻ることになったのだが、仕事にノリがでるのは時間がかかる。いつもはすぐに自分のぺースで運べるのに、どうも調子が出ない。
雇い主の社風が違っているが、別にやりにくいわけではない、というかやりやすい気がする。
あえて言うならポジションかも知れない。ディレクターはいるのだが、ほぼわたしがその仕事に当たっている。こういう状態が続くのは良いことではない。
ま、こわいものはないのでやるしかない。
たぶん、わたしにはわたしにしかできないことが残されている。
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びわ湖ホールへ出かける。
「四大テノール」公演を聴きに行くことと親しくしている事業のスタッフに挨拶。
四人のテノールのなかの3人は大学オペラでともに苦労をしてきた仲間なので、身内の気分。
わたしが写した彼らの写真がチラシやプログラムに使われている。ホントにうれしい!
ボールはびわ湖に面しているが、この光景はズルイ。
音楽を楽しんだ後、この景色をながめながら、カフェのオープンデッキでビール。

夕暮れが夜に変わる時間まで、湖畔を歩く。
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少年が迫る闇と競うように懸命に釣っていた。
夏の終わりがすぐそこに来ている。
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# by kanekonekokane | 2012-09-24 23:03

ヘングレ2幕


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オペラというものが、やっと面白くなったと言う気がする。
こんなにいっぱいの観客に自分たちが創りあげてきたものを観てくれている。
「清姫」以上にいっぱいだ!
稽古場で言ってきた小理屈なんぞ、どうでも良くなってくる。

休憩がおわってから、お母さんとお父さんがヘンゼルとグレーテルを捜しに客席に登場する。
「ねえ、ヘンゼルとグレーテルがどこに行ったか知っている?」
すかさず「森!」
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客席が暗くなるといつのまにかに、ヘングレの二人は森で寝ている。
「後ろにいるよ!」子どものリアリズム・・・
二人が客席のドアから出て行こうとすると、「そっちじゃないよ」
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お菓子の家。
このお菓子は助手が、ほとんど一人でつくったのだが、美術で一番心配だったところ。
しかし見事!
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ともかく、子どもたくさん出す。これが基本方針。
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一輪車とキックボード。
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とらわれの子どもたちは一幕から「お客さん」で一番前に座っていて、魔女がやっつけられてからその場で歌い出す。
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大団円で魔女も妖精も全員が登場。
クラッカーを一発!
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# by kanekonekokane | 2012-09-22 22:48

1幕


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演出したオペラを緊張感無くみられるというのは幸せなことだ。
なぜか、失敗するとは思えなかった。だから、ずっとカメラのファインダーからの鑑賞。
そして会場いっぱいの観客は笑ってくれた。
お母さんは、ホントウは陽気で優しいのだ。
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森で迷ったヘンゼルとグレーテルにも悲壮感はない。
だいたい森で遊ぶのが大好きなんだから・・・・
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このオペラの美術の一番難しいのはこの森の場面だと思う。
だいたいイチゴがとれるのは草原で、オバケが出てくるような森ではない。
切り株が光っているような森に花が咲いているわけが無い。
はじめから台本作者の間違いだらけの空想の世界なのだ。
そうならば、と、思いっきりチープな森にした。
妖精の持つ杖らしきものも100均である。
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バレエの場面もカットした。この作品も、どの上演を観てもこのバレエ場面が情けない。
だいたい天使という夢の中のものが、実際に出てきて踊るなんて幻滅ではないか?
コレまでの演出家は、なぜそんなこともわからないのだろう?
といって、歌を変えない限り、出さないわけにはいかない。
だからバレエシーンの歌で14人の天使を7人の「ホンモノの天使」に持ってもらった。
バレエを習っている子たちに立っているだけの演技をさせてしまった。
でも、みんな笑顔で、スックと背を伸ばして「バレエで」立っていてくれた。
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# by kanekonekokane | 2012-08-29 22:29

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伊勢音楽劇場「ヘンゼルとグレーテル」
登場人物の紹介をかねて、観客の子どもをヘングレの世界にみちびく、コント。
仰々しいオーケストレーションで有名なこのオペラ、ピアノだけでやると聞かせどころが半減する。が、そのかえし、歌も客席に届いてドラマが見えてくる。
だから序曲はもちろんカット、その代わりのコント。
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指揮者が「歌を会場といっしょに歌うのはどうです?」という言葉に「待ってました!」と一幕に出てくるダンスの歌を歌った。
これで観客の気持ちは一気にほぐれた。
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ロンドンオリンピックの興奮冷めやらぬころなので、こういう「金メダルポーズ」もフツーに出てくる。
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お母さんは、工場労働者と設定した。
ヴェッテの書いた台本を深く読むと12時間労働、低賃金、単純労働の繰り返しで疲れている母以外に読み取りようがない。
母は、ヘンゼルの作ったほうきの柄が、いとも簡単に抜けた瞬間に「理性の缶」から「ヒステリーの泡」が吹きこぼれたのである。
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# by kanekonekokane | 2012-08-28 00:14

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舞台監督の乃村クンとヘンゼル役のめぐみ。
彼女は、いつもまだ小さな子どもを連れてがんばっている。
ほとんどの歌い手が子育て中なので、夫や家族の支持が無くてはオペラなどとうていできない。
めぐみの夫君は土日と夜が忙しく、稽古の時間は直接彼女を支えることはできないのだが、親子でがんばって稽古を続けてくれた。稽古場はいつも託児所状態で大きな子が小さな子の面倒をみるということが自然にできている。それでなくても合唱、天使、小魔女と子どもが50人近く出演するから、大ツメの稽古場はにぎやか。

伊勢市は12万くらいの街で、鳥羽市など周辺の街をあわせても15,6万人。ここでオペラ劇団があると言うこと自体スゴイ。歌い手はほぼ伊勢の住人。全員が音楽の専門教育を受けてきている。
三重県は音楽や演劇が盛んな地域で、山と海、川の織りなす開放的な風土にあわさって文化が熟成されている。

乃村クンは京都芸大の同僚である。今回はホントウに彼に舞台をまかせて良かった。
そんなにたいへんな転換ではなかったが、狭くて機能が優れているとは言えない劇場での三場面の転換は気を抜けない。
おかげでわたしは客席のほうでゆっくり見ることができそう。
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# by kanekonekokane | 2012-08-23 11:50

文楽劇場


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近松「曾根崎心中」を見に行く。
春先に「じょうるり」というオペラをやったけど、そのときにずいぶんと心中ものについては調べた。
いろんな思いに戸惑いながら、「じょうるり」「15年目のデュエット」「清姫」と愛の物語を表現しながら、結論めいたことも見えてきた。
それは清姫の2度目の打ち上げ?で、プロデューサーがあるオペラの稽古中に、子どもの合唱のひとりが愛のために死ぬ物語に対して「なんでそんなことで死ぬの?」と聞いたという話をしたときである。
「なんでそんなことで死ぬの?」
大人の論理?心情?に対する強烈な批判。

「おおかみ子どもの雪と雨」というアニメをみた。
おおかみ男「こんなオレでもいいのか」
おんな(うなずいて)「だって、あなただもの」

こんなにかんたんに男と女の壁を乗り越えていくのだ。ロミオとジュリエットの時代はとうに終わっている。
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さて曾根崎はどうだったのだろう?
ひさびさの曾根崎はあまり感動しなかった。
「なんでそんなことで死ぬの?」というほど、わたしは純粋ではないけど、どなんやねん、という感覚は残った。
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# by kanekonekokane | 2012-08-22 23:21

SUMMER CAMP in 黒滝


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名古屋の衣装さん、下斗米さんたちが呼びかけて毎年、オペラの仲間が集まって行うお祭り。
SUMMER CAMP in 黒滝。
夜のBBQ。
知らない者どうしが紹介し合いながら、音楽、オペラ、文化論を酔った勢いで語っている。
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奈良県黒滝村は天川の少し吉野側に位置する山村。
バナーのWOW!というのはなんだったけ?
まあいいや、
会場のお城のような建物の上に月が登った

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翌日の出し物のひとつに、伊勢音楽劇場の「河童譚」が演じられた。
伊勢音楽劇場は今「ヘンゼルとグレーテル」をともに取り組んでいる仲間。これが演じられるので、この深い山の中まで来たのだ。
贔屓目ではなく、なかなかのいい出来。
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# by kanekonekokane | 2012-08-10 00:19