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きょうも良き日


by neko
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日々


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3月11日3時50分、宮城県亘理郡山元町山下第2小学校は校舎の2階まで達する津波にのみこまれた。海からたった300mだったのに子どもたちと教職員は全員無事だった。
利用できる車を動員して200人以上が避難。最後の車では津波の轟音が後ろから聞こえていたとか。校長年生は迎えに来るかもしれない父兄に対応するため最後まで残り、翌朝、校舎の屋根から自衛隊のヘリで救出された。
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体育館の床はめくられ、屋根は落ちている。すべてのガラスはわれ、コンクリートの門柱はへし折れていた。
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津波の引いた後で先生や子どもたちができるところを掃除をしたのだろう。掃除道具がきちんと揃えておいてある。
どんな気持ちで積もった泥を洗ったことだろう。全員助かったといえども、家族には犠牲者が出ただろう。
学校の周りは原野のように何も残っていない。何も。
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金魚草が咲いている。
この花の向こうに浜が見えているが、夏草の間から家々の基礎だけが垣間見えていた。
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グランドには津波に破棄された車が集められている。
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どうして、こんなになっちゃうんだろう、、、
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宮城県亘理町へボランティアのために出かけたのは7月。
ボランティアに行ったのは、誰かのためというより、自分のためだったかもしれない。
「わたしはあの時、何をしたのだろう」これは阪神の震災のときに抱いた気分だった。わたしの実家は神戸市東灘区だ。翌日に駆け付けたが今から思えば、もっといろんなことができた、、、
3.11から何か後ろめたい気分で過ごしてきた。どちらかというと、その気分を晴らすためのボランティアだったかもしれない。
この目で被災地を視る、被災者と言葉を交わす、この手で泥を掻き出す、、、、少しづつでもオレでも何かができるという気持ちになってくる。
その後、コンサートホールで働く私には「音楽、音楽ホールは何のためにあるのか」という大きな問いかけが、はっきりと見えてきたことは事実である。
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by kanekonekokane | 2011-11-11 18:37