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きょうも良き日


by neko
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散歩


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犬と散歩する。
ミカン畑に、イノシシよけのつもりらしい柵がある。
こんな柵では、簡単に超えていくだろうなあ、
ただ、なにもしていない畑もあるので、イノシシとしては、
少しでも手間のはぶける方へ侵入するのだろう。
そういうことかもしれない。

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ソメイヨシノもヤマザクラも終わったけど、まだ八重桜が満開である。
ソメイヨシノの白さ、きっぱりとした咲き方と散り方、端正でいて華やかさを持った美しさは、
とうて及ばないが、よく見ればこのモッタリ感、白から濃いピンクまでのグラディエーション、葉の緑の美しさはこの花ならでは、だと思う。

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とうに過ぎた春の花梅は、律儀な実の付き方をしてくれる。
このまま育ったら、どの実も大きくならないので、もうすぐ実は自ら落果する。
うまくできている、というよりも、
人間がその性質をうまく利用している、というべきか。
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by kanekonekokane | 2010-04-29 18:11

開講


大学が始まる。
こういう季節の巡りが、
ダレダレな私を立て直してくれる。
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京都市芸術大学の「舞台芸術論=ブゲー」の一日目。
黒板の譜面が音楽学部らしいね。

3倍も年が違う人間とのつきあいは、むしろ楽。
違いすぎるから、違うまま「違い」を受け入れることができるから。

言うこと聞かない、じゃなくて、受け止め方がそれぞれなのであり,
常識がないのでなく、常識が違うだけのである。

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大阪音楽大学「舞台芸術論A」。
自己紹介をしているところ。
5人のグループに分けて、そのグループで自己紹介をしあう。
互いに知っている同志なので、いまさらということなのだが、
90秒という制限時間で自分を語るという、いわばレッスンなのだ。
3回生にもなって、自己紹介というものが盛り上がる、という不思議な瞬間を、
毎年、経験している。

発見と驚き、これこそが肝心なこと。
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by kanekonekokane | 2010-04-28 20:33

レンズ


CANONレンズの高価なヤツを、
オークションで入手。
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希望小売価格なんと28万(ま、そんな価格ではどこも売っていないけど)。
オークションで14万8千円。
ついでに7万7千の三脚を15000円で落札。
カメラの泥沼にハマっていきそう。

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使っているKiss DXも、まだ買って3年5ヶ月なのに、もう陳腐の寸前なくらいになってしまった。
フルサイズのカメラがほしい、と思うね。
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by kanekonekokane | 2010-04-25 22:03

管浦


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琵琶湖の北、葛篭崎のつけねに管浦という小さな集落がある。
中世、自治を守り、時の中央権力から、裁判権、警察権、徴税権まで住民が握っていた。
古文書によると、罪人は本人のみの罰で、家族は罪に問われないし、財産も家族が相続できるという法があったらしい。
江戸時代以前にこんな近代的な法の考えがあったとは、すごい。
伝統への誇りは、集落のたたずまいに現れている。

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須賀神社への参道。

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境内への石段は土足禁止。
同行のユキは裸足。
「ワオ!ツメてエ~」

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湖上に霧がたまっていた。
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by kanekonekokane | 2010-04-25 10:04

奥琵琶湖 海津大崎


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  花ひとつひとつひとつに命さく
   
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by kanekonekokane | 2010-04-21 19:56

熊野中辺路


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中辺路、富田川沿いには、清姫の墓というものがある。
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日高川に沈んだ清姫を、ここまで運んで弔ったのではなく、
清姫のふるさととされている真砂に墓を作った、ということ。
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中辺路の古い道には王子の跡が残されている。
私の書いたオペラは、こういう王子が舞台で、
修行僧の安珍は、こういう場所で清姫に出会う、
ことになっている。
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牛馬童子
稚拙な石像だが、不思議な意匠に心がひかれる。
牛と馬を並べてまたぐ、おとぎ話の登場人物のようなあどけない僧が、
どこか呆然とした顔で座っている。
その脚のなんと不安定なこと。

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by kanekonekokane | 2010-04-17 22:41

道成寺


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桜、道成寺、鐘巻の跡。
歌舞伎の「娘道成寺」の舞台を見に行こうと、
新作オペラの歌い手と作曲家とプロデューサーと台本演出のわたしと
連れだっての旅。
新作オペラは「清姫~道成寺異聞」
道成寺の場面はないのだが、、、

女が蛇になるわけがないし、ましてや鐘を焼き尽くす炎を吐き出すわけがない、
などというのは、サンタクロースを信じないくらい罪深い、
ここに焼かれた鐘の跡があるではないか!
とばかりに石碑が建っていた。

それにしても鐘巻という言い方が、どこかみょうである。
鐘に清姫が蛇になって巻き付いた、略して鐘巻ということか、、、
略し過ぎじゃない?

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鐘にかくれていた安珍は、鐘とともに焼かれた。
安珍は清姫を裏切ったから、、、、
安珍の墓もある。

能「道成寺」によると清姫は僧の祈りで日高川に身を投げて死んだ、とされている。
焼けただれた鐘の灼熱にも耐える、清姫蛇は身投げで死ぬ。
浄瑠璃「 「日高川入相花王」によると日高川を泳ぐうちに蛇に変身した、となっている。
その清姫が溺死というのも、さぞ忸怩たるものがあっただろう。

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3月の20日過ぎ、春は名のみの寒さの中、
紀州は早咲きの桜が満開であった。

一句 「地の力 木の力噴き出すさくら」

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道成寺縁起絵巻の絵解きを聴く。
道成寺の鐘焼失事件の顛末が語られる。
絵巻では、事件のあと僧の夢に2匹の蛇があらわれ、
わたしたちは清姫と安珍だ、成仏できなくて困っている、
という、
そこで僧たちは懇ろに供養すると、
再び、夢の中でふたりは極楽で結ばれたというのだ。

僧の後ろには千手観音がおわします。
左の手には蓮のつぼみが持たれていた。


女の嫉妬は醜いし、仏の力で罪人も救われる、
という教訓なのだが、
ふたりとも蛇の形になっていて、仲良くしているというところに、
この物語の本質がかくれている。

ふたりは相思相愛で、死以外に結ばれる方法がなかった、ということだ。
このふたりも「ロミオとジュリエット」。
自由に恋することが人間として自然なことだ、と書いてあるのが、
物語の底にうっすらと読み取れるのである。
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by kanekonekokane | 2010-04-16 21:22

opera opera


オペラの現場でカメラを使うことは、ほとんどない。
写真を撮る気分にならないとでも言えばいいのか、、
舞台で仕事をしているものがカメラなんかぶら下げていては、、、
みたいな感覚かな、、、、
旅客機のパイロットが飛行中に撮影して問題になったが、
ブタイカントクたるもの上演に集中、というプレッシャーがあるようだ。

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とはいえ、入り時間前の緩い気分のときに、こういう場面をみたりすると、
ふとカメラを向けたくなる。
京都芸大院生オペラ「椿姫」の本番前。
ひとりの管楽器奏者が早々とオケピットにはいっている。
何をしているのかわからないけど、
きっと落ち着くんだろうね
楽屋で仲間と馬鹿話をしているよりも

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照明の手直し中。
この時間もわりと緩い。
三重県文化会館開館15周年の「ドンジョヴァンニ」のアーチ裏。
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by kanekonekokane | 2010-04-16 00:02

末吉宮


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首里の北にある大きな森。
末吉宮は前から行ってみたかった場所の一つ。
同行のサトミは首里城のすぐ北に沖縄県立芸大に2年通い、
首里城と末吉宮との間にある市立病院駅のすぐそばに住ながら、ここは初めてらしい。
そういうもんだね。
うっそうと茂る亜熱帯林。
650種ある植生は60%が外来種だという。
という話を伺ったのは、公園で出会った二人のご老人だった。

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このお二人が、道を聞いたら「一緒に行きましょう」と案内をしてくれた。
二人の服装をみて「ああ、2月なんだ、まだ、、、、」
私は半袖だったのだ。

「子の方」(にぬふぁ)御水」
首里の北の泉という意味のようだ。
かつては限られたものしか、この泉には立ち入りができなかったので、
泉にすぐしたに、庶民の祈りの場=ウタキがあった。
ご老人が「昨日、ここに来たとき、ユタが祈っていて、近寄るなといわれた」と、
笑いながら話した。
庶民の聖地といえども、俗人は立ち入ってはならないのだ。

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泉は、ルパン三世が守っていた。
ルパン三世は、当然「聖人」だと思われる。

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古い墓の近くにあった石碑。
よく読むと「金百弗」(金100ドル)と書いてある。
ここは、占領されていた土地なんだ、
聖地への奉納金も、ドル支払いだったのだ。
古い墓に詣でたのだが、米軍の弾痕が墓石のいたるところあった。

弾痕も石碑もご老人の説明でわかっったことで、
案内を請うということは貴重なことだと改めてわかった。

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「では、ここで」とご老人は別れて行った。
今度は「こんにちは!」と元気な声で迎えられた。
保育園の子どもたち。

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まぶしい光の中、名前の知らない花。

沖縄の最後の日。
いい旅ができた。
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by kanekonekokane | 2010-04-13 12:29

グスクなど


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糸数グスク。
他に観光客は誰もいない。
静か、である。
南に海が見え、北にレーダーが見える。
たぶん自衛隊知念基地だと思う。

オートフォーカスが壊れたのか、
よくわからないが、画面の左端に陰が写っている。

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墓の入り口?琉球凝灰岩?にはガジュマルがしがみついて生きている。

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那覇に戻る。
スージー(筋)を抜けるとき、こういう風景によく出会う。
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by kanekonekokane | 2010-04-13 11:47