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きょうも良き日


by neko
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北野天神と歌舞練場


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 北野天神は、祭神である菅原道真公いわれの梅が名物である。境内にある梅林で収穫した梅が国宝の前で干されていた。
 この梅干しは、神さまの霊験も確かなものだろうと思われる。
 どこで売られるのだろう。一粒、口にしたいものである。
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 「天神さん」とよばれる縁日に学生と出かけた。夏休みに入った7月25日の暑いさなかである。
 露店の人もこういう対策。

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 ほんとうの目的は、天神さんのそばにある上七軒歌舞練場の見学である。
 浴衣を着てきた学生もいて、じっと歌舞錬場の棟梁の話しを聴いている。
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 歌舞練場の奈落。
 迫にのって喜んでいる学生。
 この迫は手回し昇降する。入れ替わり立ち代り舞台にせり上がっては大喜び。
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 終わってからは恒例の粟餅。これ以上のお菓子には出会ったことがないというくらいウマイ。
 やわらかい持ちの中に粟粒が残っていて、その舌触りがいい感じ。あっさりとしたあんこ、ナンの変哲もないきな粉。
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by kanekonekokane | 2008-07-30 10:55

お茶会授業


 夏休み前の授業。
 アツイし、休み前で試験を控えているし、気分を変えようと「よっしゃ、来週はお茶会や!」
 というわけで、学生食堂「パウゼ」で持ち寄りのお菓子を広げての授業になった。
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 5人しかいないので、こういう授業も出来る。
 授業の課題は、オペラをひとつ選んで独自の舞台平面図を書く、というかなり難しいもの。一年かけてそれをする。
 夏休みがあけると、仮発表をしなければならないのだが、やっと6尺が1間で、1間が約180センチだ、ということが間違わずにいえるようになったばかりである。
 
 因みに、黄色のだし巻きのようなのはロールケーキ。それにはさまれているカラ揚げに見えるのはオカキ。手前の茶色と白い小さな饅頭は「十円饅頭」。その向こうの箱の中はタレが団子の中に入ったみたらし団子。
 全部は食べ切れなかった。
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by kanekonekokane | 2008-07-27 01:33

伊勢河崎


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 伊勢市の江戸時代に栄えた商人町、伊勢市の「河崎」の天王祭に出かけた。
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 夜9時になると、川面で金魚花火があるのだが、今夜は花火を見ていると帰宅できない。残念。

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 江戸時代の河崎の風景を復元している一角でこんな野外映画会がやられていた。
上映作品はトムとジェリー。ナンテにくい企画なんだ!
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 伊勢に人は陽気で屈託がない。オペラや合唱の仕事で伊勢に来るのだけど、だれもが許容量が大きく率 直で、「適度な」自己表現が好きな人が多い。
 だから、こんなおじさんは珍しくもなんともない。
 「川の駅」をステージにして、オールディーズを熱唱していた。
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by kanekonekokane | 2008-07-26 14:37

伊勢 八禰宜山


伊勢のオペラの立ち稽古が始まった。
泊りがけで伊勢に行ったので、2日目の朝、助手の二人にホテルまで迎えに来てもらって、伊勢内宮の奥までドライブ。
細い道を30分ほど上り詰めて剣峠につく。そこに車を止めて、八禰宜山まで30分ほどののぼり。
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熊野灘が見える、というので意気込んで登る。
梅雨明けのこの日、風がすがすがしい。
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頂上からの眺めである。
五ヶ所湾、熊野灘が霞んで見えている。

伊勢の山々は濃くていい。
緑と神話的な色合いがである。
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by kanekonekokane | 2008-07-21 00:09

マジックアワー


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 京芸大のマジックアワー。

 映画 「マジックアワー」を観た。
 三谷作品は、いつも少しアヤウイ。今度の笑いはすべるんじゃないかな、って感じがする。設定が馬鹿ばかし過ぎるから。でも必ず、その危惧は裏切られてわらってしまい、「人間」への素朴な賛歌に感動してしまう。
 いつもドジでひたむきなヤツの味方だし、後先考えないで突っ走るオロカ者へ応援歌だと思う。

 役者がそろっている中で柳沢真一さんが私にはすごく印象的だ。(年だね)
 彼が扮する老役者のベタな台詞がほんとうにいい。

   マジックアワーを逃したら、どうするか知っている?、、、
   また明日のマジックアワーを待てばいい。
   おれだって、まだマジックアワーを待っているんだ。
   映画は役者だけじゃできません。いろいろなスタッフがいるからできるんです。


 ここに三谷監督の言いたかったことがあるんだよね。
 それに、タイトルロールに映されるセットの立て込みのフラッシュ。これだよ、ほんとうに客に見せたかった映像は!
 (それを、みないで席を立つバカが多いのにビックリ。映画は明るくなってから、バスは止まってから席を立て!)
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by kanekonekokane | 2008-07-06 22:17

木屋町で


 能を観にいった。
 「実盛」、「班女」、狂言「蟹山伏」それに能「昭君」。歌科の大学院生O君と二人。
 「実盛」が始まる。
 しばらくするとワキツレが足の痺れを切らして、フラフラし始めてそれが哀れでもありおかしくもあり。ほとんど謡わずに、片ひざ立ちで一時間じっとしているのは辛かろう。
 「班女」は展開が早くて、飽きない。でも終わり方がほんとうにつまらない。
 あれが恋焦がれた恋人に再会できた喜び?でもワキがいい男。
 「昭君」もワキがイケメン。
 「昭君」の父母のたたずまいの哀しい感じがなんとも言えない。
 それだけで十分な気もしてくる。

 11時から17時過ぎまで、能楽堂に座っているとさすがに疲れる。
 だいたい、能の人たちは観客を増やそうと思っていない。
 8時間も見れるもんじゃない。おまけに曲の間に「仕舞発表会」が入る。4000円もとっているんだから発表会は辞めて欲しい。
 本気に能の客を増やそうと思うなら、せめて4時間までにすべきだろう。

 てなことを考えながら岡崎の観世会館から河原町まで歩いた。
 木屋町の路地でカメラの液晶を見ている人を見つけた。
仕事前のバイトの学生かな、
「写真撮っていいですか?」とわたし
「ええ、いいですよ」
「写真、すきなんですね」
「ええ、今日はデジタルですけど」とNIKONの液晶から目を上げない。
「写真やっているですか?」と彼女が聞く
「いえ、やっているってほどじゃないです」

 もうすぐ木屋町の夜がくる。
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by kanekonekokane | 2008-07-04 00:25

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 大阪に毎週通っていても、「みなみ」にはそうは行く機会がない。
 千日前の夜。堀江や南船場のほうがにぎやかになった分、すこし人が少ないかな?
 屋台風の狭い敷地の、たこ焼きやラーメン屋がずいぶん多くて、「アジアの東果て」の気分が好きだな。
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 今夜は、精華小学校に芝居を観に来た。
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 精華小学校にはもう子どもたちは登校しない。旧校舎が地域の交流施設になっていて、元体育館が芝居小屋として使われている。
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 精華小劇場で劇団「遊劇体」の泉鏡花作品「山吹」を観た。
 冒頭から劇的な世界に引きずり込んでくれるのが、心地よい。
 これは、たぶん発音された日本語のせいだろう。ここの芝居は(演出、キタモトマサヤ)はどれをとっても能の世界を感じさせる。歩き方などの様式性ということよりも、演劇というものへの考え方に能と共通なものを感じる。
 狂気に駆られた女性の台詞をコロスのような女性群が一人で、あるいは多数で語るのだが、これが日本の古典と通底している。古典への根っこを感じさせる作品だった。この語りの一人の女優、大熊ねこさんの語りがすごい。
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by kanekonekokane | 2008-07-02 10:23

学食


 大阪音楽大学のパウゼという学食。
 Pauseはドイツ語で休憩。
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 わたしの学生時代はこんなオシャレな学食はなかった。
 地下の揚げ物のにおいが抜けない生協食堂。70円で定食があったし、カツ定食が110円だった。
 厨房で働いていたのは、「食堂のおばちゃん」でなく若い生協のコックが多かった。
 休憩時間に、学食の片隅に座って本を読んでいた少女のようなコックの白いスカーフ、白い調理服の上下、白い長靴、そんなどうでもいいことを、今でも鮮明に覚えている。

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授業が終わってから学食にいく。欠席した学生にあう。
「センセー、すいません」
来週はこいよ、ナンテ野暮なことは言わずに、黙って今日の授業レジメを渡す。
「あ~、ありがとうございます!」
来週はきっと来るだろうね、この子は。
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by kanekonekokane | 2008-07-01 12:27