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きょうも良き日


by neko
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Alor Jalan


 Alor Jalan 「アロー通り」の屋台で夕食。
 一本となりのTong Shin Tingkat(この通り名は中国名なのでJaranの文字が入っていない)にあるゲストハウスに泊まっているので、遅くに出て行くのに都合がよい。
 Jaranはインドネシア語と同じで、二つ重ねてJaranjaran「ジャランジャラン」というと「散歩」という意味らしい。バリに行ったときも、朝、散歩にでようとすると、ロスメン(民宿)のお母さんが「ジャランジャラン?」と聞く。木陰を拾って歩く田舎道に、なんてふさわしい語感だろう。
 こういう二つ重ねた言い方がアジアの言葉にはよくある。
 「サマサマ」という言葉があるが、「テレマカシー」=「ありがとう」というと、「サマサマ」という返事がかえってくるのである。
 この言葉のかわいらしさはハングルの「アンニョン」と双璧である。これを聞きたいがためにテレマカシーを連発したりする。
 日本語にもずいぶん重ねた言葉が多い。「わいわい」とか「どんどん」とかである。会話にやわらかさが添えられる。ヨーロッパ語では珍しいのではないかな?
  
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 アロー通りの中華屋さん。突然、雨が降ってテーブルにパラソルが張られた。
 KLでは中華料理が多い、でもどこかマレー風。辛味がきついのにまろやか。
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隣はマレー料理の屋台で、姉弟らしい二人がサテを焼いている。座った屋台にはサテは無かったので、姉弟のサテも注文した。ココナッツ味のソースがたっぷり絡み付いてうまい!

 ゲストハウスの近くのコンビニ。カップ麺の棚。
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英字と漢字とハングルが入り混じっている。英字も英語とマレー表記がある。これがインド人の多い地区に行くとタミール語が入ってくる。
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by kanekonekokane | 2008-03-30 22:38

K.L.


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 クアラルンプール。
 向こうに聳え立つのは452mのペトロナス・ツインタワー。
 手前の2階建ての建物の左側の壁に「AKED KOTA RAYA」と書かれている。KOTAとは砦、とか城という意味があるようで、ここではラヤバザール(市場)である。
 「一人歩きはしないように」とガイドブックに書いてあるところで、「下層階級」のマレー人の町である。
 トゥデゥンといわれるスカーフで髪の毛を隠した女性が買い物に集まっている。

 女性のスカーフ姿は、ムスリムの多いこの国では普通の光景だが、黒いスカーフを巻いていたり、全身を包むような服をまとっている女性はまれだった。ほとんどの女性がカラフルなスカーフで髪の毛だけを被い、顔はさらしている。
 半袖のTシャツにジーンズにスカーフという若い人も多いし、スカーフの巻き方のバリエーションも多いようだ。
 ムスリムだからというより、おしゃれを楽しんでいる感じだ。スカーフの専門店もたくさんある。カメラを向けても顔を隠すような女性はいない。
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 マレー人が多い市場の中で、飄然とした中華系と思われる老人が静かに店番をしていた。
 手前のチリが1キロ5リンギット。約160円くらいか。
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 カラフルな服のジャングルのなかからVサインを送ってくれたこの親父さん。
 中華系のようにも見える。奥様とむすめさんを紹介されたが、二人ともいかにもマレー人という顔立ちだった。マレー人のなかにもインドシナ、インドネシアに近い顔立ちと中華系に近い顔の人がいる。
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 少し長い旅。
 マレーシアへ出かけた。
 民族のミクスチャアに出会った。そしてアジアの空気を全身に浴びてきた。
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by kanekonekokane | 2008-03-25 22:55

Tokyo


 東京へは、TPAM(Tokyo Performing Arts Market)というイベントに参加するために出かけていた。 3月の始めの東京は寒くて、春の気配も見当たらない。
 こんなビルのなかで過ごしていたら、当然といえば当然なのだが、、、、
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 コンテンポラリー(現代)な舞台芸術の見本市なので、前衛的な(こんな言葉も死語に近いのかな)作品の紹介が多かった。
 その中で、最終日に見たソウルの劇団「シアター・ムーリー」の「マクベス夫人」には本当に鳥肌が立った。
 シェイクスピアの作品を、韓国の感性と民族的な技法で見事にリメークしている。
 生演奏のパンソリが効果的な使われていた。パンソリのソリ(唄)は伝統的なものに思えたが、パン、つまり太鼓のほうは、伝統的にはプクが一台だけだが、このときはさまざまな打楽器を使って劇に緊張感を与えていた。
 パンソリの唄の意味は不明だが、われわれ(日と韓)に共通する何かがあって、一声で私の血液は煮えた。
 それから造形作家が役者として出演していて、彼が即興的に砂絵、泥絵などを芝居の中で作り出していたのだが、この造形の劇的な使い方がすごい!!

 韓国の伝統と現代の融合、自らの民族性と他のものとも混成には目を見張るものがある。日本もそういう試みはずいぶんあるけど、こういうのを見ると日本より韓国のほうがよい結果を出していると思ってしまう。
 教育や行政が民族芸術をきちんと守り、発展させてきたか、どうか、という差がありありと見ることができた。
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 韓国から来ていたKAMS(Korea Arts Management Service)の展示ブース。マクベス夫人のポスターが貼ってある。

 「どういう活動をされているんですか?」と聞いたら、大学をでたばかりか、という若い女性の担当官が流暢な英語で答えてくれた。
 「ソウルでもこのようなイベントをしています。もっと規模はおおきいですが。それから、エディンバラフェスティバルなんかにも、派遣していますよ、もちろん公費で、」

 韓国は、国家予算は日本の10分の一でも、文化予算はほぼ同額である。つまり日本の10倍文化にお金をかけているということだ。韓流も一時のブームなんぞではなく、実は韓国の文化戦略の結果なのだ。
 たぶん彼女の国のほうが、文化では日本を上回ることになるだろう、確実に。
 もっとも日本は明治以前は、ずっと韓半島から文化が伝わってきたのだから、元にもどったと考えればいいわけだが。
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by kanekonekokane | 2008-03-24 23:01

渋谷川


 渋谷は「谷」なのである。
 たしかに、渋谷駅から歩くと、南以外はすべて上り坂になる。
 渋谷の谷を流れる川は、山の手線と平行して南に流れ、恵比寿あたりで山の手線から離れ、東に向いて流れていく。
 どうしたということではないのだが、東京というところではそういう気付きが、新鮮に思える。
 「そーか、川があったのだ」
 偶然、恵比寿橋という橋を渡っただけだが、「渋谷川」の文字を見たときは、小さな驚きがあった。
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恵比寿橋から上流を見る。大きなスクーターに、颯爽とのった女性が視界を横切った。
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下流。こちらは、ピザの配達にいそぐバイクの女性。

 ところで、渋谷という名の由来は水が鉄褐色に濁っていたからだそうで、いまも渋谷の井戸水には多量の鉄分が検出されるということらしい。
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by kanekonekokane | 2008-03-21 22:50

谷中のあたり


 東京へ行く用事があって、池之端の友人宅に泊まった翌日、谷中のあたりを散歩した。
 根津から谷中霊園に行き「夕焼けだんだん」から、谷中銀座を通り、それから三崎坂のあたりをうろうろして、おなかのすいたころに根津にもどる。
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 「柏湯」。銭湯だった建物が、アートスペースになっている。なかに入ってはいないが、きっと天井が高くて、よく響くのだろう。
 廃業になってから、谷中学校(谷中の街づくりグループ)の人たちが、つくり守ってきたそうだが、建物の維持を考えるとこれからがたいへんだろうなと思う。
 「BATHHOUSE」という語呂がまたよい。こういう、スペースでGONNAの演奏をやってみたい。でもまた騒音の苦情がでるだろうね。
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 谷中銀座にある居酒屋さん。
 「マスターの勝手に映画評!!」。
 うれしくなるね、こういうのって。
 「明日への遺言」は四つ★、「ライラの冒険」は三つ★である。どちらも私は見ていないが、これを読むと見に行きたくなる。
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 道の真ん中に電柱が立っている、千駄木あたりの路地。
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by kanekonekokane | 2008-03-11 09:17