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きょうも良き日


by neko
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「終い天神」と「上七軒歌舞練場」


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学生と一緒に京都の冬を楽しむ。
北野天神は、平安時代の学者で政治家の菅原道真を祀っている。彼の誕生日が承和12年(845年)6月25日、命日が延喜3年(903年)2月25日と25日でそろっているので、毎月25日は縁日となっている。
境内や道に、数百軒に及ぶ露店が出る。
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まずは、この楽しい形にカットされたジャガイモのフライを食べる。いろいろな調味ふりかけを好みでかけるのだが、わたしは「豚キムチ」。
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玉こんにゃく。「嫌なにおいが、せえへんやろ、スーパーで売っているヤツなんかとは違いまっせ!」
売るほうも勢いがあるし、買うほうも(わたしたちは冷やかしだが)楽しみがある。
「商い」という言葉がぴったりな感じがする。
「ここは、クリスマスのフンイキが無いわ」と学生。確かに!

さて、本当の目的はこちらの歌舞練場の見学。
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歌舞練場は文字通り「舞妓はん」たちの稽古場である。いわば芸妓を育てる専門学校の付属劇場。
入り口に橋がかかっている。
「日常から、ハレの極楽世界へ渡ろう」というメッセージがこめられているデザインである。
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裏方さんから、劇場の説明を受ける。歌舞伎と同じ定式幕。
歌舞練場は京都に4ヶ所残っていて、映画館兼用に改築された「祇園会館」を含めて5ヶ所で「をどり」の公演がおこなわれる。
春に先斗町の歌舞練場に「鴨川をどり」を学生と見に行くのも恒例になっている。
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舞台の天井。いわゆる「すのこ」あるいは「ぶどう棚」。
いまだに竹と木と荒縄の構造。「こんなところにあがれるなんて」、と学生はこわごわながらも大はしゃぎ。

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見学が終わって、粟餅屋さんでホッこりする。このお店は満員という盛況だが、注文を受けてから、ひとつづつお餅を丸めて作っている。
滑らかなあんこに包まれた餅には粟の粒々が残っている。
きな粉の素朴で乾いた食感と粟餅のしっとりの組み合わせ。
どうってことのない番茶もお餅の味を生かすベストマッチ。
クリスマスケーキなんてものが、つまらないものに見えてくる、というといい過ぎかな。

*このブログの[2006-11-16]に昨年の歌舞練場の見学が、[2006-5-25]に「鴨川をどり」のことが載っております。
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by kanekonekokane | 2007-12-30 11:54