こんなにいっぱいの観客に自分たちが創りあげてきたものを観てくれている。
「清姫」以上にいっぱいだ!
稽古場で言ってきた小理屈なんぞ、どうでも良くなってくる。
休憩がおわってから、お母さんとお父さんがヘンゼルとグレーテルを捜しに客席に登場する。
「ねえ、ヘンゼルとグレーテルがどこに行ったか知っている?」
すかさず「森!」
「後ろにいるよ!」子どものリアリズム・・・
二人が客席のドアから出て行こうとすると、「そっちじゃないよ」
このお菓子は助手が、ほとんど一人でつくったのだが、美術で一番心配だったところ。
しかし見事!
クラッカーを一発!